お問い合わせ
金融機関様用お問い合わせ
保険業・不動産業・士業の方お問い合わせ

一覧

「やろうかな」と思った日が、一番いいタイミング

終活の手続は、「やろうかな」と思った日が、一番いいタイミングなのかもしれない。最近、そう実感する出来事が続きました。


終活の準備が「時間との勝負」になったケース

その一つが、ある女性との出会いです。

終活のご相談を受け、公正証書遺言や死後事務委任契約などの準備を進めていました。お会いした当初は、お元気なご様子で、少し時間をかけて考えながら進めていきたいとお話しされていました。私もどこかで、まだ時間はあると思っていたかもしれません。

ところがある日、ご親族から、入院されたとの連絡が入りました。すぐに対応してくださる公証人を探し、病院へ出張していただいて、公正証書遺言や死後事務委任契約を作成しました。

 
まさに時間との勝負でした。結果として手続は間に合いましたが、本当に紙一重だったと思います。


親愛信託を検討していても、進められないことがある

一方で、こんな方もいらっしゃいました。

お父様の介護をきっかけに、親愛信託を検討されていました。しかし、ご相談にいらした時には、すでにお父様の意識ははっきりしておらず、親愛信託を進められる状態ではありませんでした。

幸い、その後お父様は体調を持ち直し、今もお元気に過ごされています。今度は、改めて親愛信託を進めるべきか、それとも今のままで見守るべきかと、新たな迷いが生まれているようです。


「元気だから必要ない」と思う今こそ準備のタイミング

先送りの結末は、いつも同じではありません。
何とかなることもあれば、ならないこともあります。そのどちらになるのかは、誰にも分かりません。

元気だから必要ない。
そう思っている今こそが、実は準備できる貴重な時間なのかもしれません。

思い立ったが吉日。
最近、その言葉を、仕事の中で何度も思い返しています。

自分らしい人生を歩むためには、財産の活かし方や託し方を整えることも大切です。
あなたの地域の専門家をお探しの場合は、全国のよつばグループ一覧からご相談ください。

令和8年7月31日
一般社団法人よ・つ・ば親愛信託チバ
理事 酒井 睦

 

▼ よく読まれている関連記事:

相続は突然やってくる―準備していた家族としていなかった家族の違い
人生の価値を左右する、財産を渡す“タイミング”とは?
信託の全体像を一度整理したい方へ。おすすめの一冊はこちら

執筆者プロフィール

酒井 睦


■ 保有資格

司法書士


■ 略歴

神奈川県出身。平成22年、司法書士試験に合格。
コンサルティングファーム、相続専門の司法書士事務所、法律事務所での勤務を経て、独立し、現在は相続・終活や会社法関連の手続きに注力しています。
培った知識と経験を活かし、丁寧なサポートを心がけています。


■ 事務所情報

司法書士さかい事務所
所在地:〒107-0061 東京都 港区北青山三丁目5番17号


■ 得意分野

民事信託、相続・終活関連業務、会社法関連業務


■ 趣味

散歩、駅のスタンプ集め