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昨年、信託の実務に触れることが出来たのは、よ・つ・ば高知で受任した1件の案件でした。
それが、令和4年に入ってからは5件、信託の相談に関わることができ、うち1件ではありますが、受任をして無事手続き完了まで至りました。
5件という数字が多いのか少ないのか、判断がつきませんが、昨年よりは確実に市民の方々に信託が浸透しているように伺えます。
そんな中、お客様と面談や電話相談でお話をさせて頂いた際、自分の不甲斐なさを実感させられます。
「今の私たちのケースで信託をすることのメリットは何ですか」
という直球の質問に対し、納得して頂ける返答が出来ず不受任となったり、
「不動産だけ信託するから、信託口口座は作らないで出来ないか」
という質問に対しても、うまく説明することが出来ませんでした。
せっかく信託の相談が増えているのに、専門家を名乗る自分がその状況に対応出来ないのでは本末転倒なので、もっと知識と経験を積んでおかないと、とつくづく思い知らされました。
一般社団法人よ・つ・ば親愛信託こうち 理事 北浜 直樹