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歳をとるにつれて、人の名前が思い出せなくなるなどの老化によるもの忘れは起こります。しかし、認知症は老化による物忘れはとは違います。
老化による物忘れは物事の一部を忘れますが、ヒントがあれば思い出せます。
それに対して認知症は、物事の全体がすっぽり抜けて、ヒントがあっても思い出すことができません。
認知症になると、一度は正常に発達した脳の知識機能がある時から少しずつ低下していき、日常生活に支障が出て来ます。認知症の人の脳では、病気などの原因によって神経細胞の破壊が進んでいると考えられています。
65歳以上の高齢者で認知症になる人は、2030年に830万人、2060年には1,154万人に年々増加すると推計されています。
[参考]家族と考える認知症ケアブック(SOMPOひまわり生命保険株式会社)
一般社団法人よつば親愛信託大分 安藤哲明