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病気や医者に例えての伝え方

我々、法律専門職は「社会生活の医者」として語られる事があります。

本来は弁護士会が自らのブランド力強化のために押し出した御旗なのですが、責務の性質としては司法書士・行政書士その他パラリーガルもその中に含めて良いでしょう。むしろ絶対数とアクセスのしやすさでは後者の方が上かもしれません。

例えるなら弁護士が大学病院所属のエリート医師とすれば、その他パラリーガルは各地域のクリニックや診療所に常駐している町医者といった所でしょうか。ちょっと違うかな。

問題を解決する際の段階も似ています。
医者は患者から症状を聞いて病状を診断し、有効と考えられる薬を処方したり手術を勧めたりします。
同じように法律専門職は、依頼人から相談を受けて情報を整理し、有効と考えられる解決法や事前対策を勧めます。

素人判断が危険なのも共通していて、大した事がないと思ってたら実は生命にかかわる重病であったり、すぐに解決できると思っていた問題が実は根が深くて解決までに膨大な時間と金銭がかかったという事も起こります。

予防に関する考え方も同じ。人間ドックや定期健診等で早めに初期症状を発見できればちょっとした治療で済んだものを、放置しておいたばっかりに病根が深まって最悪取り返しがつかなくなる事も…。

我々法律専門職が問題解決の為に提案する「プラン」は、医者が病気を治療する際の「薬」や「手術」に相当します。
様々な制度や前例等を組み合わせ、依頼人に合わせてオーダーメイドにプランを提供しますが、中でも「親愛信託」は、あらゆる病気を高確率で治療する事ができる画期的な新薬に相当すると言えるでしょう。

その分扱える専門職も限られ、薬価も高くなりがちですが、それでどこの医者にも匙を投げられた痛みが消えるのであれば、試してみる価値は十分あるのではないでしょうか。

親愛トラストはこの新薬に特化した専門家集団です。それでいながら出発点は町医者なので比較的アクセスもしやすく、かかりつけ医として「親愛信託」を皆様の役に立てられる様、引き続き研鑽を重ねて行きます。

あなたのそばに親愛信託」勝手に考えたフレーズですがあながち外れてはいないのではないでしょうか?

令和7年4月25日
一般社団法人よ・つ・ば民事信託北海道
理事 司法書士 服部剛幸