親愛信託®(家族信託・民事信託)Q&A
ハイタイ、よつばグループ最西端。一般社団法人よつば親愛信託おきなわの石原桃子です。
「信託」という言葉、なんだか堅そう…と感じる方も多いかもしれませんが、
実は私たちの生活にとても身近な考え方です。
今回は「投資信託」と「親愛信託」を比較しながら、
“信じて託す”というシンプルだけれど大切な考え方についてお話してみたいと思います。
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「投資信託」は、資産運用のプロにお金を託して、株や債券などを運用してもらう仕組みです。
自分で投資先を選ぶのは難しい
手間がかかる
リスクが読めない…
そう思う方が、得意な人(ファンドマネージャー)にお願いする。
これってまさに、不得意を認めて、得意な人に任せるという判断ですね。
私たちはすでに、日常の中で「信じて託す」という選択を自然にしています。
この「得意な人に任せる」という考え方、実は家庭の中でもとても大切です。
たとえば、親御さんがご高齢になり、将来の財産管理が心配になったとき。
きょうだいの中で「兄は管理が得意だけど、私はちょっと…」というような場合もありますよね。
そうした場面で活躍するのが、「親愛信託」です。
これは、財産の管理や将来の使い方を、自分が信頼できる人に正式に託す制度です。
「任せたい」「信じている」その気持ちを、法的なしくみに落とし込めるのが親愛信託。
家族の安心を支える、優しい制度です。
実は、こうした親愛信託の考え方や実際の事例について、より詳しく知りたい方のために、書籍も出版しております。
詳しくはこちら▶▶「様々な悩みを “親愛信託” で解決! ! 信託活用Q&A | よ・つ・ばグループ, 協同組合 親愛トラスト」
この本では、
認知症や障がいを持つお子さまへの財産承継
後継者への株の譲渡
アパート経営の承継・管理対策
税務・登記、ペットの将来の世話
など、さまざまな悩みを“親愛信託”で解決するための仕組みが、わかりやすく解説されています。
信託の基本から実務的な手続きまで、Q&A形式で疑問を解消できる内容です。
ご家族の財産を安心して未来につなぐためのヒントがたくさん詰まっていますので、ぜひお手にとってみてください。
A:はい。ご本人が判断能力のあるうちに、信頼できる人に財産管理や承継を託すことが可能です。
高齢の方だけでなく、将来に備えたい若い方の利用も増えています。
A:遺言は亡くなった後に効力を発揮しますが、親愛信託は元気なうちから財産の管理・運用が可能です。
また、生前のサポートにも活用でき、複雑な財産承継にも柔軟に対応できます。
A:専門家のサポートを受けながら進めるのでご安心ください。
制度や契約内容をわかりやすくご説明し、ご本人の希望に沿った形で作成します。
投資信託は、資産運用のプロに任せる仕組み。
親愛信託は、大切な家族に人生の大事な役割を任せる仕組み。
どちらも「自分だけで頑張りすぎない」知恵です。
そして「信頼する人と一緒に将来を考えていく」ための道具でもあります。
「信託は難しそう」ではなく「託したい思いをどう形にするか」―――
よ・つ・ばグループでは、そんなやさしい視点で制度を活用するお手伝いをしています。
一人ひとり違うご事情に合わせて、丁寧にお話をうかがいますので、どうぞお気軽にご相談ください。
▶▶お近くのよ・つ・ばグループはこちら
令和7年7月25日
一般社団法人よつば親愛信託おきなわ
石原桃子
行政書士法人イクソラ
行政書士/宅建士
1991年沖縄県生まれ。大学卒業後、行政書士開業、その後2022年行政書士法人化。行政書士法人の他、不動産業を営む。
行政書士法人イクソラ
所在地:〒901-2225
沖縄県宜野湾市大謝名 2-1-7
親愛信託、在留資格、許認可、不動産仲介
ゴルフ、バイク、ダイビング、読書