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信託契約は状況に応じて見直しましょう

こんにちは。司法書士の酒井と申します。

今回は、実際に親愛信託を活用したAさんのお話をもとに、「状況に応じて親愛信託を進化させることの大切さ」についてお伝えします。

Aさんは、一人でご両親の面倒を見ていました。Aさんのお兄様はすでに亡くなっており、ご両親は、「兄の家族とは疎遠になってしまったため、自分たちの財産は自分たちのために使い、残りがあればAさんに継がせたい。」と考えていました。Aさんがよりご両親のサポートをしやすくし、ご両親の希望も実現させるため、遺言と親愛信託を用意することにして遺言と信託契約書は無事に作成できました。しかし、信託契約を活用する前に、お父様が急逝。遺言を作成していたおかげで、相続手続きはスムーズに進めることができました。

お父様が亡くなったことで、お母様は体調を崩しがちに。しかし、親愛信託を準備していたことで、Aさんは入院費用など急な出費にも慌てず対応できたそうです。「本当にやっておいてよかった」とおっしゃっていました。

一方、Aさんは受託者としての財産管理だけでなく、ご自身のご家族やお母様の日常生活のサポートにも追われ、思っていた以上に負担が大きいことを実感しました。そこで、Aさん自身の心身の健康を保つため、お母様と話し合い、お父様から相続した自宅不動産(お父様は自宅の信託には同意されませんでした。)や金銭を追加で信託し、その活用方法も見直しました。

これにより、信託した金銭を、お母様の生活費や医療費に活用するだけでなく、Aさんの負担が大きいときに家事代行サービスの費用に充てることができるようにするなど、より柔軟な対応が可能となりました。

親愛信託は、契約を結んで終わりではなく、ご家族の状況に応じて柔軟に見直していくことが大切です。Aさんもまた、親愛信託は契約時の内容がすべてではなく、その時々の状況に合わせて進化させることで、より実生活に活かせると実感したそうです。

よつば親愛信託では、親愛信託の契約を結んで終わりではなく、その後の運用においても皆さまに寄り添います。

あなたのご家族に合った親愛信託の活用法を一緒に考えましょう!

 

令和7年2月28日
一般社団法人よ・つ・ば親愛信託チバ
酒井 睦