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認知症対策・財産凍結対策

信託と任意後見の併用

認知症対策のツートップといえば「信託」と「任意後見」

認知症対策のツートップといえば、「信託」と「任意後見」の二つが頻出ワードであります。

これらの制度を解説している動画もいくつもありますが、「信託と任意後見を比較する」ような内容のものも多いですね。


「どちらか一方で大丈夫」という認識は危険かも?

「信託と任意後見を比較する」ような内容の動画等も多い影響か、「どちらか一方を選べば十分」というような認識の方も散見されております。

ですが、現実には状況は人それぞれ。家族の構成も資産の構成も本当に様々です。


柔軟に複数制度を組み合わせるという考え方

ここは一つ、柔軟に複数の制度を組み合わせてみるのも良いのではないでしょうか。

たとえば、信託によって資産管理を早めにご家族の方にお願いする。そして、ランニングコストのかかる任意後見は、必要になるまでスタートを保留しておく

そこまで事前にご準備をされていれば、「結局、任意後見は使わずに済んだね」となる場合もあります。


制度の理解不足によるトラブルを防ぐには

信託や任意後見といった制度の理解不足によるトラブルをよく耳にします。

ですが、こうした複数の制度をよく理解して、早めに対策を講じておくことで、ご家族の苦労や不安、そしてコストも軽減できます。


まとめ:制度は「選ぶ」ではなく「組み合わせる」時代へ

信託か任意後見か、という二択ではなく、それぞれの特性を活かして組み合わせる発想が、今後の認知症対策においては非常に大切になってきます。
お悩みや不安がございましたら、いつでもお近くの「よ・つ・ばグループ」へご相談くださいね。
専門家集団が皆様に真摯に寄り添い、安心の未来について一緒に考えさせていただきます。

令和7年6月13日
一般社団法人 よ・つ・ば親愛信託普及連合
持原浩司


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執筆者プロフィール

持原 浩司(もちはら こうじ)

もちはら行政書士事務所 代表/行政書士


■ 保有資格

  • 行政書士(国家資格)


■ 略歴

宮崎県出身。現在は福岡県北九州市八幡東区在住。


■ 事務所情報

もちはら行政書士事務所
所在地:〒805-0007
福岡県北九州市八幡東区白川町1-8


■ 趣味

ウクレレ、読書、マラソン