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こんにちは! よつば民事信託とやま 布村です。
新型コロナウイルスの影響と夏バテでフットワークが重めになってしまっています。
そして、個人の事業の不動産も動きが鈍いです。
そんな中で、お預かりしている事業用建物付きの物件。
この物件は、長らくお父様が、事業をしていらして、後に10年程賃貸の出していらした物件です。
売却を依頼されているのですが、名義は、ご高齢のお父様。
お会いした当時は、耳が少し聞こえ辛い程度でお元気でした。
ところが先日、お元気だったお母さまが倒れられたと・・・
お父様は、大変ショックを受けられていらっしゃるご様子です。
夫婦は、奥様が先に亡くなられると残されたご主人は、老いるのが早いと聞いたことがあります。
ご高齢でいらっしゃるので当然、認知症の心配もより大きくなります。
ご家族様が、ご相談にいらした当初に不動産信託のお話をしましたが、自分がそうなるとは思わないものです。
今となっては、お母さまの一日も早いご回復を願いながら、売却活動に注力するしかありません。
空き家、不動産の売却には、それなりの時間と費用が必要です。
費用の中には、不動産仲介手数料をはじめ、測量の費用、広告料、物件によっては、コンサルタント費用などなど。
その中の一つに信託の手続き費用も考慮しておかれるのが賢明かと思います。
もちろん信託を組まれるタイミングは、実際に売却するよりも早いタイミングになりますが、
大事な資産のための 転ばぬ先の杖 とお考えください。
また、無事に売却できて得られたお金の管理にも 信託 は、大変有用です。
ご高齢のご家族様名義の不動産などの資産をお持ちの方は、ぜひこの信託のシステムを知って
ご活用いただきたいと思います。
一般社団法人よつば民事信託とやま 理事 布村