私が信託と出会ったのは、ふとした偶然でした。
昨年の8月のある日、母親が見ていた報道番組で、信託を普及している団体の代表者が、信託と遺言の違いについて解説しているのが聞こえて来ました。
その時は、現在の遺言制度では出来ない、連続した資産承継等について解説されていました。
例えば、遺言では長男に相続させる、までは出来ますが、長男の死亡後は次男に相続財産を継がせる、ということは出来ません。
ですが、信託ではそれが可能なのです。一気に興味がわいた私は、すぐにその団体のことを調べ、団体の主催している研修に参加することにしました。
さらに、市の委託業務で持続化給付金の無料相談窓口業務をさせて頂いた時、私の指導についてくれた先生に手渡された名刺に信託の文字を見つけ、お話をさせて頂き、先生から親愛信託のよつばグループを紹介して頂きました。
こうして、行政書士になって1年にも満たない知識も経験もない私は、それらを豊富に持っている諸先生方のネットワークに参加することが出来ました。
これほどの安心感はないと思いました。
未熟な私でも、どんな複雑な相談を持ち込まれても、それをより良い方向に導いてくれるアドバイスを頂ける先生方がいるのです。
出会いは一期一会。信託に少しでも興味を抱いている士業の方や不動産業、保険業などの専門家の方々が、信託のドアをノックして頂けることを願っています。
よつば親愛信託こうち 会員 行政書士 北浜 直樹